AI駆動であれこれ回し始めると、だんだん気になってくることがある。
ボトルネック、ワイやん。
AIにやってほしいことは、頭の中にある。でも、それをキーボードで打って、背景を説明して、必要な資料を探して渡す。この時間が、ほんまにもどかしい。
「あれー、あの資料どこやったっけ。AIに渡したいんやけど」
フォルダを開いて、閉じて、別のフォルダを開く。会議名で検索して見つからず、誰が送ってきたかを思い出そうとして、メールをさかのぼる。
頭の中には、あの資料の表紙とか、あの図とか、部長が説明していた場面まで浮かんでる。なのに、ファイル名が出てこん。
AIに仕事を振る前の準備で、ワイが止まっている。
このイメージ、そのまま渡せたらええのに
そこで妄想するのが、ブレインインターフェースがきた世界線や。
ここから先は、脳内のイメージや意図をAIへ渡せるようになったら、という未来の想像。今すでに、この通りのことができるという話ではない。
ワイが欲しいのは、頭の中に浮かんでいる「あれ」を、そのままAIに渡せる仕組みや。
名前が思い出せなくても、説明のための文章を組み立てなくても、あの場面、あの資料、あの図のイメージで伝わる。
例えば、こんな感じ。
脳内で仕事を振って、ワイはビールを頼む
仕事終わり。ワイは飲みに行く途中で、ふと思い出す。
ワイの脳内「えっとー、あの部長会で出た資料。ほら、あれ。あれを見つけて」
言葉にしたら、何の情報もない指示やな。
でも、実際には頭の中にイメージが浮かんでいる。会議室、説明していた人、スライドのレイアウト。そういう手がかりも一緒に渡る世界やとする。
この世界のAIは、その人の権限で閲覧できる社内資料と、一般公開されている情報を横断して探せる。権限のない資料まで勝手に見られる、という設定ではない。
すると、ほぼ一瞬で候補が出てくる。
AI「これですかね」
専用グラスに、資料のタイトルと中身の概要が映る。あの図も見える。
ワイの脳内「うん、それそれ。それベースで、一旦たたきでええから要件定義書を作っといて」
ワイの脳内「俺、今から酒飲むから、あんまりええ判断はできんと思う。成果物はパワポ、俺への確認ポイントはWordでまとめといて」
AI「承知しました。要件定義のたたき台をPowerPointで作成し、未確定事項と確認ポイントをWordにまとめます。完了は30分後の見込みです」
ワイの脳内「分かった。今もう店に着いて、ビール注文した。プライベートモードにして外すから、Word置いといてくれたら通知はいらんでー」
AI「承知しました」
ここで、グラスと脳のインターフェースを外す。
ワイはビールを飲む。AIは渡された仕事を進める。できあがった資料と確認事項は、後で落ち着いて見る。
これは、だいぶ欲しい。
キーボードを打つ前に、仕事が始まる
今やっている「頭の中の意図を文章にする」「資料を探す」「渡す」「作ってほしいものを説明する」という往復が、まとめて短くなる。
思いついた時点で、AIに仕事を渡せる。
飲み屋に着くまでの数分で仕込みが終わって、一杯やっている間にたたき台ができる。その後、しらふのワイが確認する。
もちろん、頭に浮かんだだけのことと、本当に依頼したことは、ちゃんと区別してほしい。ちょっと「会社辞めたいな」と思った瞬間に、退職届を提出されたらたまらん。
そこは「これ、頼むわ」と意図したところで仕事が始まる。そんな使い勝手になっていてほしい。
ただ、仕事の指示が便利になるほど、どうしても気になる問題が一つある。
プライベートモードは、物理的に外せるようにしてくれ
脳内のイメージが伝わるのはええ。
でも、人間の頭の中って、仕事のことだけ考えているわけではない。
例えば飲み屋で、
「あー、あのお姉さんの太ももええなぁ。埋もれたい」
みたいな、クソドMな卑猥な思考が一瞬よぎったとする。
そこでグラスに、
AI「こちらも確認事項としてWordにまとめますか?」
まとめるなw
それは明日のワイに引き継がんでええ。まして、仕事の資料と同じ場所に置くな。
だから、プライベートモードは絶対に要る。
できれば、メニューの奥の設定を切り替えるだけやなくて、物理的に外したら、その間は脳内の情報を受け取れないようにしてほしい。ワイ自身が「今はつながってへん」と分かる形で。
仕事を任せたら、外して飲む。
AIには要件定義のたたき台を進めてもらう。ワイのくだらん妄想は、ワイの頭の中に置いとく。
ブレインインターフェースがきた世界線、めちゃくちゃ便利そうや。
ただ、購入前に一つだけ確認させてほしい。
「これ、ちゃんと外せますよね?」